赤ちゃんに離乳食を食べさせようとしても、全然食べてくれない。
母乳やミルクだけだと栄養面が心配だし、何とか食べてもらいたい!
子供が離乳食を食べない時は、どうしたらいいのかな。
私は子供が生後5ヶ月頃から離乳食を食べさせ始めましたが、ほとんど食べませんでした。
「やっと食べるようになった」と感じたのは、1歳5ヶ月ごろ。ちょうど卒乳した時期です。
2歳になった今は、好きなものは完食できるようになったので一安心しているところです。嫌いなものは一切口にしてくれませんが…
今回は、私の子供が離乳食を食べなかった話をしたいと思います。また、かろうじて口にしてくれたものを紹介します。
離乳食を食べない1歳児|離乳食を全然食べなくても2歳になれた
離乳食は、生後5〜7ヶ月頃に始めるのがスタンダードです。
私は子供が生後5ヶ月頃から離乳食を食べさせ始めました。でも、もう少し遅くても良かったかなと思います。
離乳食を始める目安として、次のようなものがあります。
- 大人が食事をしているのを、赤ちゃんがじっと見る。
- 大人が食事をしているのをみて、赤ちゃんのよだれが出る。
簡単に言うと「食べたそうにしていたら、離乳食を始めましょう」ってことですね。ただ、食べたそうにしていてもちゃんと食べるとは限りません。
私の子供も私や夫が食事をしていると興味がありそうにみていました。でも、実際離乳食をあげても、ほとんど食べなかったんです。
たまーに食べてくれる日もありました。悪戦苦闘しながら「これなら食べてくれる」というメニューを見つけては、そればかり出すようになっていました。
かといって、同じようなものばかり出すと飽きちゃうので、また食べてくれるメニューを探します。その繰り返し。
先日までブロッコリーばかり食べていた2歳児ですが、今はふりかけご飯をモリモリ食べています。
赤ちゃんの時期を振り返って、私の子供が離乳食を食べてくれなかった理由を考察してみました。
私の子供が離乳食を食べなかった理由
- 母乳が好きだったから
- スプーンが嫌いだったから
- 離乳食の硬さが合わなかったから
- 歯が生えるのが遅かったから
- そんなに欲しくない気分だったから
それぞれ詳しくみていきましょう。
① 母乳が好きだったから
私の子供は母乳が大好きだったので、離乳食を受け付けなかったです。「母乳の方が美味しいから、離乳食はいらない」って感じでした。
離乳食を始める最初の方は「離乳食が前菜、母乳・ミルクが主菜」という状態ですよね。
私の子供は離乳食を食べずに、いつまでも母乳を欲しがりました。母乳が欲しくてグズるので、あげちゃうと楽なんですよね…
とはいえ、いつまでも母乳頼みになるといけないので、母乳の回数を減らすように工夫しました。
子供の気を紛らわすために、午前中に遊びに連れて行くようにしました。帰宅してお昼を食べさせたらすぐ昼寝するようにスケジュールを組みました。
母乳をあげることはスキンシップの1つでもあります。外でたくさん遊んであげると、子供が刺激を受けてリフレッシュできるので、帰ってきて母乳を欲しがらなくなりました。
だんだんと母乳の回数を減らし、1歳5ヶ月ごろに卒乳しました。卒乳した途端、食欲旺盛になったのでびっくりしました。やっぱり母乳を飲んでいたので、お腹が減らなかったんでしょうね。
② スプーンがキライだったから
スプーンに慣れてもらいながら、赤ちゃんのペースでゆっくり離乳食を食べさせてあげるのが理想です。
今までミルクや母乳だけで生活していたのに、急にスプーンで何か食べさせられると、赤ちゃんはびっくりしますよね。「口の中に何かを突っ込まれるのは、生命の危機を感じるほど恐怖」です。
また、プラスチック製ではなくシリコン製のスプーンが好みの赤ちゃんもいるんですよ。
私の子供も、スプーンをイヤがって断固として口を開かないことも日常茶飯事でした。ただ単に食べたくなかっただけかもしれませんが…
③ 歯が生えるのが遅かったから
私の子供は歯が生えるのが遅かったので、食欲が湧かなかったのかもしれません。1歳を過ぎてからやっと歯が生え始めました。
「歯が生えてなかったので、モグモグする気にならなかったのかな」と今は思います。
また、歯が生えていなかったので母乳をあげるのも全然苦ではありませんでした。歯が生え始めるととにかく痛くなってきて、それが卒乳するきっかけにもなっています。
④ 離乳食の固さが合わなかったから
先に書いたように、私の子は歯が生えるのが遅かったです。なので、離乳食を進めるにあたって、離乳食の固さが固過ぎたのかもしれません。
歯が生えていないので、噛みにくくて食欲があまりそそられなかったのかもしれません。離乳食はその子に合わせたペースで進めますが、私は急ぎすぎたように思います。
⑤ そんなに欲しくない気分だったから
今思えば、子供が食べる気にならなかったという日もあると思います。我が子は、離乳食にチャレンジすることが疲れてしまったんだろう。そんな日もあるはず…
あとは、メニューが気に入らなかったとかですかね。好きな味や食感じゃないとか。赤ちゃんでも好き嫌いありますし。
ここまで来ると、食べるときは食べるし食べない時は食べないのであんまり気にしすぎることはなかったなと思います。
ちなみに、小児科のかかりつけ医は「生後9ヶ月以降に大人が食べているものを欲しそうにしていたらそれを取り分けてあげたらいい。離乳食を別に用意する必要はない」と言っていました。
だから、もっと気楽に食事を楽しめたらよかったなと思います。
離乳食ギライの1歳児が食べてくれたもの6つ
離乳食ギライの1歳児が、
- 離乳食を食べるきっかけになった食べ物
- スタンダードに食べてくれた食べ物
について紹介します。
離乳食ギライの1歳児が食べてくれたもの6つ
- 納豆(小松菜+しらすを和えて)
- 味噌汁の具
- スナック
- 飲むジュレ
- アンパンマンのスティックパン
- ふりかけご飯
それぞれ詳しくみていきましょう。
納豆(小松菜+しらすを和えて)
離乳食を始めて3ヶ月ごろに「つぶつぶしたものにチャレンジさせてみよう」と思ってひきわり納豆をあげました。
最初は「何これ」みたいな反応だったんですが、ネバネバが飲み込みやすいようでちゃんと食べてくれます。ただ、あんまりモグモグしてないようです。
私は、納豆に小松菜を刻んだものやしらすを混ぜてあげています。これはコンスタントに食べてくれるので、ほぼ毎日夕食に出しています。
他の野菜を混ぜても食べてくれやすいので、ひきわり納豆はおすすめです。これでモグモグしてくれたら完璧なんですが。
味噌汁の具
赤ちゃんはお出汁の味が好きな子が多いみたいですね。私の子供も、味噌汁の具はよく食べてくれました。
- 人参
- 玉ねぎ
- 大根
- 豆腐
など、具沢山の味噌汁を作ってあげています。大人も一緒に食べられるので嬉しいです。
最近は具よりお汁の方が好きみたいで、よくお汁だけおかわりしています。
スナック
つかみ食べの練習のために、赤ちゃん用のスナックをあげていました。最初は不思議そうに手に取っていましたが、口に入れると気に入ったみたいで味わって食べていました。
今ではお菓子が大好きな2歳児に成長しています。
飲むジュレ
私の子供は果汁やすりおろした果物を食べてくれなかったので、とりあえずゼリーを食べさせてみました。ゼリーをスプーンからあげると食べてくれないので、飲むタイプをあげてみました。
吸い口を口に入れてちょっとジュレを押し出してあげると、美味しそうな反応でした。それからは自分で吸って飲むようになりました。
ゼリーの美味しさに気づいたので、今度はスプーンからも食べてくれました。
アンパンマンのスティックパン
子供たちが大好きなアンパンマンのスティックパンも、私の子供はよく食べています。甘くて食べやすいサイズです。
- 野菜
- 人参
- ミルク
- バナナ
- チョコ
などの種類があります。チョコは2歳になった今だにあげていませんが、他の味はよく食べてくれます。
離乳食食べないちゃんにとって、野菜が入っているのはポイントが高いです。アンパンマンのパンに野菜入っているからいっか…という気持ち(気休め)になります。
ふりかけご飯
ふりかけご飯は割と最近のブームでが、アンパンマンのふりかけがあればご飯をたくさん食べてくれるので助かります。
おかゆを食べている時期に離乳食用のふりかけをかけていたら、しっかり食べたかな?と思います。ただ単にふりかけご飯が今のブームなだけかもしれませんが…
まとめ
離乳食を食べてくれないと焦りますよね。私も、離乳食を始めた初期の頃は気にしていませんでしたが、離乳食が進んでもあまりに食べなかったので流石に神経質になりました。
いつかは食べるようになるので、体重や身長が成長曲線から外れず、医師や健康診断での指摘がなければ、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。早く一緒に食事が楽しめるようになると安心ですね。