赤ちゃんの手押し車っていつから使えるのかな?
手押し車のメリット・デメリットは何?
手押し車の選び方のポイントは?
赤ちゃんがよちよち歩きの時に、手押し車を押して遊ぶイメージってなんとなくありますよね。
私の子供がよちよち歩きの時に、親戚のお家に木製の手押し車があったので遊ばせてもらいました。
手押し車を押すと、イヌが音を立ててカタカタ鳴る昔ながらのおもちゃ。通称カタカタ。
子供は喜んで遊んでいましたが「現代でもカタカタ(手押し車)は、メジャーな育児アイテムなの?」と疑問に思いました。
今回は、赤ちゃんの手押し車の必要性や選び方のポイントについて紹介します。
赤ちゃんの手押し車はいつから使える?
手押し車は、つかまり立ちを始めた頃から使うことができます。手押し車とは、赤ちゃんが歩くのをサポートするアイテムです。
- よちよち歩きの子は、筋力・体幹アップで歩行の練習に
- 歩くまでもう少しな子は、初めの一歩のきっかけに
「手押し車は、歩行器と何が違うの?」
歩行器も手押し車と一緒で、赤ちゃんが歩くのをサポートするアイテムです。
歩行器は、ドーナツのような輪の中に赤ちゃんを座らせて使います。赤ちゃんは宙に浮いている状態ですが、車輪がついているので床を蹴って動くことができます。
歩行器は独り歩きの練習として便利ですが、体が浮いている状態なので自然に身につけたい筋力はつきにくいです。また、歩行器を使いすぎると後天性股関節脱臼になり歩行に障害が残ることも。
手押し車は、ただ押して歩くだけなので、自然な筋力アップが見込めます。ただ押して歩くだけと言えど、いろんなとろこにぶつかったりコケたりもするので見守りは必要です。
手押し車の必要性
手押し車のメリットは、次の4つです。
手押し車のメリット4つ
- 赤ちゃんの歩行の練習になる
- 赤ちゃんの行動範囲が広がる
- 赤ちゃんの遊びの幅が広がる
- 赤ちゃんの体力づくりになる
それぞれ詳しくみていきましょう。
① 赤ちゃんの歩行の練習になる
手押し車を使うことで、赤ちゃんの歩行の練習になります。
歩き始めたばかりの赤ちゃんはバランス感覚が未熟です。手押し車を使うことで、バランス感覚を養いながら歩くための筋肉を発達させていくことができます。
② 赤ちゃんの行動範囲が広がる
今までの移動手段がハイハイだった赤ちゃんが、手押し車を押しながら歩くようになると視野が広がます。ハイハイでは行くことのなかった場所にも興味を示すようになり、歩くことを楽しめるようになります。
③ 赤ちゃんの遊びの幅が広がる
手押し車で歩く他に、手押し車を使って遊ぶようになります。手押し車の知育玩具の要素があれば、自分で考えてそれで遊んだりします。
例えば、荷台タイプの手押し車だったら、荷台にお気に入りのおもちゃを入れて歩いたりします。
④ 赤ちゃんの体力づくりになる
「ハイハイ」と「歩く」のでは、使う筋肉が違います。手押し車は「歩く」筋肉を育てるサポートをしてくれます。
ちなみに、私の子供は手押し車で歩行の練習をして、今や手押し車を押しながら爆走しています。
反対に、手押し車のデメリットは、以下3つです。
手押し車のデメリット3つ
- 音が響いて、騒音になる
- 遊び方によって、ケガをすることも
- 歩けるようになったら遊ばなくなることも
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 音が響いて、騒音になる
マンションのフローリングで手押し車を走らせると、音が響いて騒音になります。
下の階の人に迷惑になるので、防音マットやプレイマットをひくなどして騒音対策をするのがいいでしょう。その方が、遊ばせる側も気兼ねなく遊ばせることができます。
② 遊び方によって、ケガをすることも
手押し車を押す力加減ができなくて、バランスを崩したり、壁に激突なんてこともあります。滑りにくくなるように、タイヤに負荷がかかるように調節できる製品もあります。手押し車で遊ぶ時は近くで見守りましょう。
③ 歩けるようになったら遊ばなくなることも
「歩くことを楽しむ」という時期に手押し車は最適ですが、その時期は短期間にすぎません。次は「歩けるようになって何をして遊ぶか」という時期に切り替わるので、発達に合わせて遊べる手押し車を選ぶと長く遊んでもらえます。
手押し車の選び方のポイント
手押し車選びのポイントは、以下3つです。
手押し車選びのポイント3つ
- 安全基準を満たしているもの
- 知育玩具の要素があるもの
- 手押し車以外の使い方があるもの
それぞれ詳しくみていきましょう。
① 安全基準を満たしているもの
赤ちゃんが遊ぶものなので、STマークがついているものを選びましょう。
STマークは、第三者検査機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃに付けることができるマークです。
STマークの付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものです。
引用:一般社団法人 日本玩具協会
子供が遊ぶおもちゃは、安心安全なものがいいですよね。ただ、STマークがついていても危険な遊び方をするとケガに繋がるので、見守りは必須です。
② 知育玩具の要素があるもの
手押し車に、音や光で遊べる知育要素があるものがおすすめです。知育要素があれば、まだ歩き始めていない子も興味を持って遊んでくれるからです。
③ 手押し車以外の使い方があるもの
手押し車以外の使い方があるものを選びましょう。手押し車としてだけのおもちゃだと、歩くのが上手になった時に遊ばなくなることがあるからです。
手押し車以外の用途があると、長く遊ぶことができます。
おすすめの手押し車5選
おすすめの手押し車は、次の5つです。
BRIO(ブリオ) 手押し車
BRIO(ブリオ)は、スウェーデン発の木製玩具メーカーですこの手押し車は、シンプルなデザインでおしゃれなカラーなのが人気秘訣。飽きがなく、部屋にもよく馴染みます。</p>
荷台には子供のお気に入りのおもちゃなどを入れられるので、長く楽しめます。
ハンドルは、2段階で角度調節ができます。また、後輪の車軸についているネジを締めたり緩めたりすることで、子供が押す速度を調節できます。
IMTOY(アイアムトイ) / ウォーカー&ライド カウ
ウォーカー(手押し車)・ライド(乗用玩具)・かたちパズル・プルトイの4つの機能があるので、 子どもの成長に合わせて長く楽しめます。押してみたり乗ってみたり、パズルを通してみたり、子牛のプルトイを引いてみたり、子供の好奇心が刺激されます。
ウォーカーの中に収納もできるので、子供のお片づけトレーニングにもピッタリ。 すべてのタイヤに床の傷つけ防止と消音をかねたゴムがまかれているので、防音対策も安心です。
アガツマ / アンパンマン よくばりビジーカー
子供たちがみんな大好きなアンパンマン!私の子供ももれなくアンパンマンが大好きで、こちらはお気に入りの手押し車です。
アンパンマンマーチのメロディが流れたり、触って楽しめる知育玩具要素がたくさんついています。押して楽しむことはもちろん、乗って楽しむこともできます。アンパンマン大好き期の子供には最適のおもちゃです。
「アンパンマン よくばりビジーカー」のレビューについては、ただいま執筆中です。
アガツマ / アンパンマン よくばりすくすくウォカー
こちらも大人気のアンパンマンシリーズ。知育要素がいっぱいの手押し車です。取り外しできるおもちゃもあるので、手押し車だけでなく知育玩具としてメインで遊ぶことができます。
タカラトミー / くまのプーさん おしゃべり ウォーカーライダー
ディズニー派のベビー・ママには、くまのプーさんの手押し車がおすすめ。プーさんがたくさんおしゃべりしたり楽しい音楽も入って、遊びながら楽しく歩く練習ができます。
赤ちゃんの成長に合わせ、ウォーカーからライダーに切り替えることができるので、長く楽しめます。
まとめ
手押し車は必ず必要な育児アイテムではありませんが、赤ちゃんが歩くことを楽しめるだけでなく、体力づくりにもなります。
赤ちゃんが手押し車を押している姿もまた可愛いので、お気に入りの1台が見つかるといいですね。
手押し車のメリット4つ
- 赤ちゃんの歩行の練習になる
- 赤ちゃんの行動範囲が広がる
- 赤ちゃんの遊びの幅が広がる
- 赤ちゃんの体力づくりになる
手押し車のデメリット3つ
- 音が響いて、騒音になる
- 遊び方によって、ケガをすることも
- 歩けるようになったら遊ばなくなることも
手押し車選びのポイント3つ
- 安全基準を満たしているもの
- 知育玩具の要素があるもの
- 手押し車以外の使い方があるもの
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