腹帯や妊婦帯っていつから使うの?
腹帯や妊婦帯のオススメが知りたい!
腹帯の種類がたくさんあって何を選んだらいいか迷いますよね。そもそも必要なの?と疑問に感じる人もいるかもしれません。
そんな悩めるプレママに、私の経験を交えて「腹帯の選び方」を紹介します。
腹帯・妊婦帯はいつから必要?
腹帯とは、妊婦さんがお腹に巻く帯(さらし)のことです。安産祈願として、妊娠5ヶ月目に入った最初の「戌の日」に腹帯を巻きます。この風習を「帯祝い」と言います。
「戌の日」の「戌」は、十二支の1つです。イヌが安産の象徴なので「戌の日」に「帯祝い」をします。「戌年」のように「年」ごとに十二支があるように、実は「日」ごとにも十二支があります。12年ごとに「戌年」、12日ごとに「戌の日」が巡ってきます。
ちなみに、「戌の日自動計算ページ」で「戌の日」がいつか調べることができます。
腹帯には以下3つの効果があります。
腹帯の3つの効果
- 【ホールド力】大きくなったお腹を支える
- 【腰痛予防】腰痛やお尻の痛みを防ぐ
- 【冷え予防】お腹が冷えるのを防ぐ
腹帯をすることで、大きくなってきたお腹を支えることができます。お腹の位置が安定するので、腰やお尻への負担を減らすことができます。
お腹が大きくなる
→ 外に触れる皮膚の面積が増える + お腹周りの皮膚が薄くなる
→ 身体やお腹の赤ちゃんが冷えやすくなる
上記のとおりで、妊婦さんは身体を冷やしやすいです。腹帯をすることで、お腹を温め冷えることを防ぎます。
ただし、サイズが合っていない腹帯を無理に使用すると、血行がわるくなることがあるので注意が必要です。
腹帯・妊婦帯の種類
腹帯の種類には以下の5種類があります。
腹帯の種類
- さらしタイプ
- 腹巻タイプ
- ガードルタイプ
- サポートベルトタイプ
- 骨盤ベルトタイプ
それぞれ腹帯について「腹帯の3つの効果(ホールド力・腰痛予防・冷え予防)」ごとに評価してみました。
「腹帯の種類」と「腹帯の3つの効果」
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
さらしタイプ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
腹巻タイプ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ |
ガードルタイプ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
サポートベルトタイプ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
骨盤ベルト | ★★★★★ | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ |
それぞれ詳しくみていきましょう。
① さらしタイプ
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
さらしタイプ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
さらしタイプの腹帯は、布一枚をお腹に巻きつけます。昔ながらのものですね。
慣れるまで装着が難しく、時間がかかります。お腹の冷え予防に特化しています。
② 腹巻タイプ
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
腹巻タイプ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ★★★★★ |
腹巻タイプの腹帯は、腹巻でお腹を優しく包むタイプです。就寝時などリラックスしたい時の「お腹の冷え予防」に便利です。
お腹を支えている感じはなく、お腹が大きくなると、キツくなり使用できない場合があります。
③ ガードルタイプ
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
ガードルタイプ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
ガードルタイプの腹帯は、お腹を下から優しくホールドして支えるタイプです。かさばらずにスッキリ履けて、安心感があります。また、冷え予防にも効果的です。
お腹が大きくなると、「ホールド力」が物足りなく感じる場合があります。また、サイズがキツくなる可能性もあります。
④ サポートベルトタイプ
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
サポートベルトタイプ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ |
ガードルタイプの腹帯は、お腹を下からしっかり支えるタイプです。しっかり下から支えられ、安心感があります。そのため、腰痛やお尻の痛みの予防につながります。
お腹が小さいうちはサイズ感が合わない場合があります。また、着脱が面倒で、かさばることもあります。
⑤ 骨盤ベルトタイプ
ホールド力 | 腰痛予防 | 冷え予防 | |
骨盤ベルト | ★★★★★ | ★★★★★ | ☆☆☆☆☆ |
骨盤ベルトタイプの腹帯は、お腹を下からからしっかり支えるタイプです。しっかり下から支えられ、安心感があります。そのため、腰痛やお尻の痛みの予防につながります。また、産後は骨盤の引き締めに活躍します。
着脱が面倒で、かさばる場合があります。正しく装着しても、位置がずれてしまうことがあります。
産後の骨盤ベルトやサポートベルトについては【比較】産後の骨盤ベルトの種類と選び方【おすすめ5選】で詳しく紹介しています。
【体験談】腹帯・妊婦帯の選び方
私がおすすめする腹帯は、ガードルタイプです。理由は、かさばらず履きやすいからです。お手洗いの時も着脱が気になりせん。ガードルタイプは、お尻までカバーしているため、冷え予防にも効果的で重宝しました。
臨月になると、ガードルタイプだけでは「ホールド力」が物足りなかったため、サポートベルトと併用していました。
サポートベルトとの併用で、お腹が安定した感じがしました。ガードルタイプだけでは「ホールド力」が物足りない場合は、サポートベルトや骨盤ベルトとの併用をおすすめします。
迷った時は…
数種類の腹帯がセットになっている「初めてセット」がおすすめです。私も最初何が必要かわからなかったので、「初めてセット」を買いました。特にサポートベルトは臨月の時に活躍しました。
注意点として、腹帯をすることにより、蒸れて皮膚が荒れる場合があります。夏の出産に向けて、お腹が大きくなる妊婦さんは要注意です。
腹帯はあくまで「サポート」なので、必ず身につける必要はありません。
「腹帯をしていたら楽」「安心する」と思った時に、適切に腹帯を使用しましょう。
まとめ
私の体験談を交えて「腹帯選びのポイント」を紹介しました。上手に腹帯を身につけて、より良いマタニティライフを過ごしましょう。
腹帯の選び方
- 【ガードルタイプ】がおすすめ
- 【サポートベルト】or【骨盤ベルト】の併用
=「ホールド力」の増加 - 迷った時は【初めてセット】で決まり!
- 「腹帯をしていたら楽」「安心する」時に使用するのがベスト