BABY PR

出産準備にさく乳器は必要?|電動と手動どっちがおすすめ?

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「出産準備に『さく乳器』って必要なの?」
「さく乳器の種類や選び方について知りたい!」

ベビー用品店のチラシをくまなくチェックしていると、「さく乳器」が目に入ってきました。

「なんだか安売りされているけど、「さく乳器」って何だろう?よくわからないけど、せっかく安いし、今のうちに買った方がいいかな?」

と、セールに惑わされているそこのあなた。私もかつてはそうでした。

ベビー用品は焦って準備するのは禁物!必要かどうか見極めるのが大事です。

そんな迷えるプレママさんに、私の経験談を元にさく乳器の選び方について紹介します。

出産準備にさく乳器は必要?

出産準備にさく乳器は必要?

ずばり、さく乳器は出産して入院中に様子を見てから買うのがベストです。

え?じゃあ、セール価格で買えないじゃん!

という心の声が聞こえてきますが、大抵ネットショップで買う方が安いので安心してください。

まず、さく乳器とは、母乳を絞るための道具です。

さく乳器には、次の2種類あります。

  • 手動タイプ: 自分で絞る
  • 電動タイプ: モーターで絞る

手動タイプはこちら。

電動タイプはこちら。

出産入院中に「手動」か「電動」かどちらを選ぶか見極めます!

ちなみに、圧倒的に電動タイプの方がさく乳が楽です。ただ、その分値段は高くなります。

赤ちゃんにおっぱいをそのままあげればいいのに、どうしてさく乳器が必要なの?

さく乳器が必要な場合は、次の3つです。

さく乳器が必要な場合

  1. 赤ちゃんが上手におっぱいを飲めない場合
  2. 赤ちゃんに直接おっぱいをあげられない場合
  3. 乳腺炎対策のためにおっぱいを絞る場合

それぞれ詳しくみていきましょう。

① 赤ちゃんが上手におっぱいを飲めない場合

赤ちゃんは、ずっとお腹の中でへその緒から栄養をもらっていました。生まれてから、母乳やミルクを飲んで大きくなっていきます。

お腹から出てきてすぐに上手におっぱいが飲めるのが理想です。でも、最初のうちは、赤ちゃんが上手におっぱいを飲めないことが多いです。

さらに、ママも初めての子だと、授乳に慣れていないのでやきもきすることも。

ちなみに、哺乳瓶と比べて、おっぱいは飲むのにコツと体力が必要です。

なので、赤ちゃんがおっぱいを飲んでいる途中で、疲れて寝ちゃうこともたくさんあります。

おっぱいからはなかなか飲めないけど、哺乳瓶からなら母乳が飲める!

そんな子のために、さく乳器で母乳を絞って哺乳瓶であげることができます。

おっぱいから上手に飲んでくれることが理想なので、おっぱいで飲む練習をしながら、サポートとしてさく乳器を使いましょう。

② 赤ちゃんに直接おっぱいをあげられない場合

生まれてきた赤ちゃんが治療中で保育器にいる場合、直接おっぱいがあげられないことがあります。

また、ママが外出する時に、赤ちゃんに直接おっぱいをあげられないこともあります。

そんな時にさく乳器があれば、あらかじめ絞っておいた母乳をあげられます。

絞った母乳は冷蔵保存で、24時間が消費期限です。哺乳瓶を湯煎で温めて、赤ちゃんに飲ませることができます。

冷凍保存も出来るようです。

ちなみに、母乳は継続的に絞らない(赤ちゃんに吸わせない)と出なくなります。

逆に、最初は母乳が出なくても、継続的に絞る(赤ちゃんに吸わせる)と出るようになります。ただし、これは個人差があります。

③ 乳腺炎対策のためにおっぱいを絞る場合

ママが体調不良でおっぱいをあげられない時があります。

おっぱいをあげないと、おっぱいがカチコチに張ります。

そのままにしておくと、おっぱいが痛いばかりか、母乳が詰まって乳腺炎になります。

「乳腺炎」とは、乳汁を分泌する乳腺で炎症を起こす病気です。
この乳腺炎は、炎症を起こす原因によって、乳腺の中に乳汁が溜まって(うっ滞して)起こる「うっ滞性乳腺炎」と、乳腺や乳管(乳汁の通り道)に細菌が感染して起こる「化膿性乳腺炎」の2種類があります。
引用:乳腺炎 | 剤盛堂薬品株式会社

おっぱいがカチコチにならない程度に、さく乳器で母乳を絞りましょう。

電動と手動どっちがおすすめ?

電動と手動どっちがおすすめ?

さく乳器の選び方は、次のようになります。

さく乳器の選び方

  • さく乳器の使用頻度が高い場合 → 電動タイプ
  • さく乳器の使用頻度が低い場合 → 手動タイプ

それぞれ詳しくみていきましょう。

さく乳器の使用頻度が高い場合 → 電動タイプ

さく乳器の使用頻度が高い場合は電動タイプがおすすめです。

例えば、先に挙げたような「① 赤ちゃんが上手におっぱいを飲めないケース」。新生児期に、授乳ごとにさく乳するのは大変です。

毎回手動タイプで絞るのは時間がかかるので、電動タイプが便利です。

さく乳器の使用頻度が低い場合 → 手動タイプ

あまりさく乳器を使わない場合は、手動タイプがおすすめです。私はこの手動タイプのさく乳器を使っていました。

あまりさく乳する必要がないのならば、手動タイプで十分だと思います。例えば、先に挙げたような「③ 乳腺炎対策のためにおっぱいを絞るケース」で活躍します。

私は授乳期間中に何度か体調不良で寝込みましたが、授乳できる状況ではありませんでした。授乳しないとおっぱいがカチコチに張って痛くなりましたが、さく乳器で絞ると楽になりました。

おっぱいがカチコチのまま放っておくと、乳腺炎になり、体調が悪化します。

授乳期間中に体調不良の時は、乳腺炎対策でさく乳するのを忘れずに!

産院で確認すること

産院で確認すること

産院で確認することは、次の2つです。

  1. 赤ちゃんとママの授乳の相性
  2. さく乳器「手動タイプ」「電動タイプ」を試してみる

それぞれ詳しくみていきましょう。

① 赤ちゃんとママの授乳の相性

産院では赤ちゃんとママの授乳の相性を確認します。例えば、次のようなことです。

  • 母乳の出具合
  • 赤ちゃんがちゃんとおっぱいから母乳を飲めるか

その上で、「完全母乳」「混合」「完全ミルク」どの授乳方法で行くか決めていきます。特に「完全母乳」「混合」は、退院後にさく乳器を用意した方がいいと思います。

ちなみに、授乳方法については赤ちゃんを育てるのに母乳とミルク、どっちがいいの?の記事で紹介しています。

② さく乳器「手動タイプ」「電動タイプ」を試してみる

産院でさく乳器の「手動タイプ」「電動タイプ」を試しておきましょう。

看護師さんや助産師さんに、さく乳器の相談をしてみるのもいいと思います!

まとめ

さく乳器を使って、ママと赤ちゃんの授乳サイクルを上手にコントロールしましょう!

さく乳器が必要な場合

  1. 赤ちゃんが上手におっぱいを飲めない場合
  2. 赤ちゃんに直接おっぱいをあげられない場合
  3. 乳腺炎対策のためにおっぱいを絞る場合

さく乳器の選び方

  • さく乳器の使用頻度が高い場合 → 電動タイプ
  • さく乳器の使用頻度が低い場合 → 手動タイプ
出産準備に必要な哺乳瓶は何本?【選び方のポイント】 「出産準備に哺乳瓶は何本必要なの?」 「哺乳瓶のサイズはどれがいいの?」 「最低限、必要なものを揃えたい!」 そう言っ...
【比較】産後の骨盤ベルトの種類と選び方【おすすめ5選】 出産後に骨盤矯正したい! 骨盤ベルトにはどんな種類があるのかな? オススメの骨盤ベルトがあれば知りたい! 「妊娠・出産して...
プーメリーは、いつからいつまで使えるの?メリット・デメリットは? 「生まれて間もない赤ちゃんにメリーは早すぎる?」 「メリーってすぐ使わなくなっちゃうのかな。」 「赤ちゃんの頃から長く遊べるおも...