2,3歳児をずっと自宅保育するのがツライ!
自宅保育でできない経験もさせてあげたい!
プレ幼稚園を検討してみたけど、ちょうど良いものがない!
子供は2歳を過ぎた頃から、身体能力も上がり遊びの幅が広がってきます。全くお昼寝なしで過ごせるようになる子も。
また、同年代のお友達と遊んだりすることに興味を持ち始める時期でもあります。
私は、子供が2歳を過ぎた頃からだんだん自宅保育に限界を感じていました。自宅で過ごしたり、いつも一緒の支援センターや公園に通うだけでは子供も私も物足りなくなっていたからです。
- 幼稚園に入るまでの1年間私がもたない
- 子供の多感な時期に色々な経験をさせてやりたい
という思いから、ちょうど幼稚園に入る前の時期であるプレ幼稚園期の過ごし方について考えてみました。
今回は、2,3歳児向けに自宅保育以外の過ごし方について紹介します。
2,3歳の自宅保育以外の過ごし方
2,3歳児の過ごし方で自宅保育以外の選択肢は、次の7つです。
自宅保育以外の選択肢
- プレ幼稚園
- 幼児教室
- 児童館のクラブ
- 子育てサークル
- こども園や幼稚園の子育て広場・園庭開放
- 一時保育
- 音楽教室・英会話教室などの習い事
それぞれ詳しくみていきましょう。
① プレ幼稚園
4月時点で2歳であれば、プレ幼稚園に通うことができます。
プレ幼稚園とは、いわゆる「幼稚園のお試し期間」です。プレ幼稚園の目的は、幼稚園での集団生活に入る前に、幼稚園に慣れておこうというものです。
幼稚園の先生が考えてくれる様々なプログラムを楽しむことができますよ。
参加形態は、次の2タイプです。
- 親子教室
- 母子分離
プレ幼稚園は入会金や保育料(月謝)が発生します。特に母子分離のプレ幼稚園は、保育料が必須です。
希望の幼稚園のプレ幼稚園枠があるなら、要チェック!プレ幼稚園に通うと、幼稚園の願書受付時に優先枠を確保できます。中には例外もあるようですが。
プレ幼稚園については、プレ幼稚園はいつから通えるの?【失敗しないプレ幼稚園の選び方】で紹介しています。
② 幼児教室
幼児教室は、次の2種類あります。
- 個人・団体が運営する幼児教室
- 企業が運営する幼児教室
それぞれ詳しく見ていきましょう。
個人・団体が運営する幼児教室
個人・団体が運営する幼児教室は、地域密着型。例えば、マンションや団地の共有施設などで運営されています。
特徴を簡単にまとめてみました。
- 週1〜3程度で、午前保育のところが多い
- お弁当の日も設けられている
- 近隣の子供たちが多く通っている
- 子供10人以上を大人2,3人が保育するケースが多い
- アットホームでのびのびした雰囲気
私が検討した個人・団体運営の幼児教室は、子供10人程度を大人2,3人が保育するケースが多かったです。
個人・団体運営の幼児教室はアットホームで、のびのびと子供たちが一緒に遊んで過ごすことができます。教育面はあまり期待できないかも。その分、保育料(月謝)は安いです。
企業が運営する幼児教室
企業が運営する幼児教室は、しっかりかっちり教育型です。お受験向けの幼児教室なんていうのもあります。
特徴を簡単にまとめてみました。
- 週1〜3程度で、基本的に午前保育
- お弁当の日が設けられている場合もある
- 近隣の子供たちだけでなく、少し遠いところから通う子もいる
週1〜3程度で、基本的に午前保育です。こちらも教室によっては、お弁当の日が設けられている場合があります。近隣の子供たちだけでなく、少し遠いところから通う子もいるようです。
企業運営の幼児教室は、遊びだけでなく教育面も力を入れています。その分、保育料が高くなっています。
③ 児童館のクラブ
児童館のクラブは、充実したプログラムにあまりお金がかからずに参加できます。
私の通っている児童館のクラブは、週1(1時間)の親子教室です。たった1時間ですが、お家ではあまり体験させてやれない製作や体操・運動をすることができます。近所の公園でみんなで遊びに出かけることもあります。
クラブの先生がとても親しみやすくて子供も先生のことが大好きです。クラブ活動が終わった後も児童館や公園でお友達を遊べるのでとても充実しています。
また、学期ごとに数回ですが母子分離も取り入れてくれています。例年、クラブの後に預かり保育のクラブもあったようですが、新型コロナウイルス感染予防のため今年は中止されてしまいました。
クラブの内容はそれぞれの児童館によって異なりますが、通いやすいし子育ての相談もしやすいのでとてもオススメです。
④ 子育てサークル
福祉センターなどで活動している子育てサークルもオススメです。ただし、宗教関係には要注意ですね。
スーパーや道端で声かけてくるおばさんたちは、大体宗教勧誘です。
私が所属している子育てサークルは、市からも認められている団体で助成金も下りているところなので安心して参加しています。
サークルに関しては、バックがちゃんとしているところを選びましょう。
子育てサークルはママが順番に企画を担当したり自分たちで運営することになるかもしれません。正直、色々と取り決めが面倒なこともあります。大変なのはお互い様なので、適度に(率先してとは言いません)役割を担っていきましょう。
ママ友が増えるので、子育てイベントや幼稚園の情報などを共有できるのが強み。困った時に助け合えるので、私もかなり助けられました。
⑤ こども園や幼稚園の子育て広場・園庭開放
近所のこども園や幼稚園の子育て広場や園庭開放も楽しく過ごせます。園庭開放は、遊具を借りて遊べるだけですが、子育て広場はいろいろなプログラムに参加できます。
他に参加している子どもやママさん達と仲良くなれるかも。そして、そのこども園や幼稚園の雰囲気を知ることができるので、オススメです。
先生にも気軽に質問できるので、幼稚園選びの足がかりにもなります。
⑥ 一時保育
一時保育は、子どもを保育園やこども園に数時間〜1日預けることです。ママ・パパの自由時間が確保でき、母子分離の練習になります。
ただ、子どもがイヤがる可能性が高いので、抵抗があるママ・パパも多いのでは?
最初は泣きますが、何度も利用すると慣れてきます。私の子供も最初の頃は、幼児教室の慣らし保育でずっと泣いていました。今は毎回楽しく通っています。
一時保育の申し込みは個別に保育園やこども園に問い合わせることになります。
⑦ 音楽教室・英会話教室などの習い事
音楽教室・英会話教室などの習い事をさせるのも一つの手だと思います。2,3歳の年齢だと、リトミックの内容が多いかもしれません。
自宅保育の1週間のスケジュールは?
私の平日のスケジュールは、次のようになります。
- 幼児教室(母子分離):週2
- 児童館のクラブ(親子教室):週1
- ママ友サークル(親子教室):週1
このように週4埋まっています。空いている日に子育て広場や園庭開放などに行くことも多いので、大体平日は埋まっています。
ちなみに、コロナ禍のため6月ごろの開始となりました。緊急事態宣言による自粛期間中は、毎日1,2時間お散歩に出かけていました。唯一遊べる公園は意外と蜜なので、この時期は避けて過ごしていました。
このスケジュールで半年過ごしてきましたが、子供も私もとても充実しています。子供も私も仲の良い友達に巡り会えたので、ほぼ毎日一緒に遊んでいます。
家に一日いても、ずっとべったりで相手をするのも根気がいります。私の子供は、家にいるととにかくお菓子を欲しがります。外に出たら出たで楽しすぎて帰りたがらないんですが、お家にずっといるより私も気分転換になるのでいい感じです。
お友達がいると好きに遊んでくれるようになったので、子供も楽しそうだし私も楽です。走るのがどんどん早くなってきて追いかけるのが大変になってきました。
まとめ
もし仲のいいお友達がいなくても、予定を入れることで定期的に同年代のお友達やママに会えます。こういった機会を作ることは、子供にとってもママにとってもいいことだと思います。
子供とママのペースで予定を入れて、幼稚園に入るまでの期間を楽しく過ごせたらいいですね。
- プレ幼稚園
- 幼児教室
- 児童館のクラブ
- 子育てサークル
- こども園や幼稚園の子育て広場・園庭開放
- 一時保育
- 音楽教室・英会話教室などの習い事