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【経験談】産後にドケルバン病(腱鞘炎)になった話【治療と予防】

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無事に出産を終えて、赤ちゃんのお世話が始まりました。新生児はまだ首が座っていないので、常に首を支えた状態でお世話します。そこで注意したいのが腱鞘炎。

私が産後に「ドケルバン病」になった話をします。

【経験談】産後にドケルバン病になった話

親子の手

ドケルバン病とは、次のような病気です。

手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。
引用:「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」日本整形外科学会 症状・病気を調べる

いわゆる「腱鞘炎」のことですね。

「ドケルバン病」発症のきっかけ

子どもが生後2ヶ月に、ベビーバスで沐浴したのがきっかけです。お風呂場でベビーバスにお湯をためて、しゃがんで沐浴していました。

子どもの首を支えている手首に余計な力が入り、変な方向に曲げてしまったのが原因です。ちなみに、しゃがんで沐浴すると体制もわるい上に腰も痛めます。

すでに1ヶ月検診を終えて、一緒にお風呂が入る許可は下りていました。しかし、1人でお風呂にいれるのが不慣れで不安だったので、ベビーバスを使っていました。

「ドケルバン病」はどんな痛み?

手首に力を入れた時に、親指の筋にキーンとした痛みが走りました。

例えば、次のような時に痛みを感じました。

  • 子どもの首を支えて抱き上げる時
  • フライパンの取っ手を持ち上げる時

最初の方は痛みが強かったので、家事育児をするのに、わざわざ反対の手を使うようにしていました。痛めたのは利き手ではなかったですが、それでも不便でした。

「ドケルバン病」の治療法

ドケルバン病を治すには、整形外科を受診しましょう。

私は赤ちゃんを連れて病院に行きたくなかったので、痛みを我慢していました。しかし、痛みがストレスになっていたので、早く受診すればよかったと今では思います。

最初に整形外科を受診した時には、すでに痛みのピークは過ぎていました。そのため、炎症を抑えるために次の二択を提示されました。

  • 塗り薬で様子見する
  • 手首に注射で一発で治す

手首の注射がイヤだったので、塗り薬で1週間様子見しました。しかし、痛みが引かなかったので、2週間後に結局注射しました。注射すると、すぐに痛みがなくなったので、最初から注射にすればよかったです。

手首の注射した際に気分がわるくなり少し休ませてもらいました。注射の苦手な方は、子どもはパパや家族に担当してもらい、ひとりで受診することをおすすめします。

「ドケルバン病」の予防方法は?

クローバーを持った手

ドケルバン病の予防方法は、以下4つです。

「ドケルバン病」の予防方法4つ

  1. 楽な体勢で子どもの世話をする
  2. 許可がでたら、沐浴をやめて一緒にお風呂に入る
  3. 手首サポーターを使う
  4. ひとりで頑張り過ぎない

詳しくみていきましょう。

① 楽な体勢で子どもの世話をする

楽な体勢で子どもの世話をしましょう。特に沐浴は腰より上の高さですることをおすすめします。

洗面台で沐浴するのが一番楽です。洗面台が狭い場合は、机の上にベビーバスを置いて沐浴することもできます。ただその場合、お湯の準備と片付けが大変ですが…

② 許可がでたら、沐浴をやめて一緒にお風呂に入る

1ヶ月検診を終えて許可が出れば、一緒にお風呂に入るようにしましょう。個人差はありますが、生後1ヶ月経つと赤ちゃんは1㎏前後体重が増えています。そのため、沐浴する時の手首の負担も増えています。

お風呂で膝の上で赤ちゃんを洗ってあげる方が断然楽です。私は最初びびってできませんでしたが、回数重ねると普通にできるようになりました。

③ 手首サポーターを使う

産後は手首を酷使するので、ドケルバン病になるママが多いです。そのため、あらかじめ手首サポーターを使うようにするのもありだと思います。もし次に子どもを授かることがあれば、私もサポーターを使おうと思っています。

④ ひとりで頑張り過ぎない

日中はママと赤ちゃんのふたりきりという家庭も多いと思います。育児も家事もとなると産後すぐのママには負担が大きいですよね。

産後の体調は個人差もありますが、無理しないに越したことはありません。ただでさえ、不規則で短い睡眠しかとれていないのですから。

困った時は、パパはもちろん家族や自治体に相談しましょう。基本的に授乳(完全母乳)以外、パパはなんでもできます。もちろん完全ミルクや混合の場合は、パパも授乳ができます。

2人で協力して子育てするのが理想ですよね。

まとめ

私が産後に「ドケルバン腱鞘炎」になった話をしました。ママは赤ちゃんがいるとどうしても自分のことは後回しにしがち。パパや家族と協力して、ママ自身のケアも大切にしましょう。

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